老後の不安を手放す。FIREで実現する「選べる生き方」と資産の備え方の巻

投資に関する知識や考え方

経済的自由という“選択肢”を持つということ

こんにちは、ロックです!
今日は改めて、「FIRE」という考え方について、自分の思いを綴ってみたいと思います。

最近いろいろなところで見聞きするようになったFIRE。私自身、この考え方に出会ったとき、心にふっと明かりが灯るような感覚がありました。
「働いてもいいし、働かなくてもいい」――そんな経済的な自由から生まれる“選択の自由”に、何よりの心地よさを感じたんです。

FIREという考え方に出会って

FIREってなに?

まず、FIREとは何か。改めて意味を確認していきましょう。
この言葉は、次の4つの英単語の頭文字を取ってできています。

  • Financial(経済的な)
  • Independence(自立)
  • Retire(引退)
  • Early(早期に)

つまり、「経済的に自立し、早期に引退すること」を意味します。
でも私にとってのFIREは、「早く仕事を辞める」というより、「働くことを選べる状態をつくる」ことの方が大事に感じています。

FIREにもいろいろなスタイルがある

実はFIREにはいくつかのスタイルがあります。
「一気に完全リタイア!」というイメージだけでなく、自分のライフスタイルや価値観に合わせて、柔軟に選べるのがFIREの面白いところです。

Lean FIRE(リーン・ファイア)

なるべく支出を抑えたシンプルな暮らしでFIREを実現するスタイル。
「質素だけど自由な生活を送りたい」と考える方に向いています。

Fat FIRE(ファット・ファイア)

贅沢をある程度楽しみながら、ゆとりのある生活でFIREを目指すスタイル。
高収入の人や、生活水準を落とさずに自由を手に入れたい人に好まれます。

Barista FIRE(バリスタ・ファイア)

資産をある程度持ちながら、パートタイムなどで軽く働くスタイル。
「完全リタイアはちょっと不安」「人とのつながりも大切にしたい」という方には現実的な選択肢です。

Coast FIRE(コースト・ファイア)

若いうちに資産を築いて、その後は資産が自然に育つのを待つスタイル。
途中で無理に働かなくても、将来的にはFIREが達成されるという、時間を味方にした方法です。

Side FIRE(サイド・ファイア)

Side FIREは、「本業とは別の副収入を育ててFIREを目指す」スタイルです。
副業や事業からの収入を生活費の一部にあてることで、フルタイムで働かずに済む仕組みを作るイメージです。
会社に依存せず、自分の得意なことや好きなことを生かして働く自由があるのも特徴です。

個人的には、Side FIREあたりが好みかなと感じています。
完全にリタイアするわけではなく、好きなことや得意なことを活かして少しだけ働くというバランスの良さに魅力を感じています。
働きながらも自由に近い状態を作れるところが、理想的だなと思うんです。

このように、FIREにはさまざまなスタイルがあり、どれが「正解」というものではありません。
自分の生活に合った形で「経済的自由と安心感」を目指せることこそ、FIREの最大の魅力です。

心が惹かれた理由

私がFIREに惹かれたのは、やっぱり「働き続けなければならない」という不安から解放される感覚があったからです。
特に年齢を重ねていく中で、「まだ働かなきゃ」「働けなくなったらどうしよう」という思いが、どこかでずっと重くのしかかっていたように思います。

経済的自由がもたらす安心感

長いトンネルの先に見えた光

そんな中でFIREという考え方を知ったことで、まるで長いトンネルの先に、小さな光が差し込んできたような感覚がありました。
「自分で選べる」って、こんなにも安心感をくれるものなんだと、初めて実感したんです。

働く自由、休む自由

「もう働きたくない」わけではないんです。
むしろ、自分のペースで、自分の価値観に沿った働き方をしたい。
そのために、FIREという目標は、自分にとって一つの希望のように感じています。

お金と介護、そしてFIREのつながり

老後の不安を少しでも軽くするために

介護や老後のことを考えると、どうしてもお金の問題は避けて通れません。
医療費、介護サービス、住まいの確保――こうした費用は年々上昇しており、「年金だけで足りるのか?」という不安を抱く人も多いのではないでしょうか。

FIREを目指すことは、単なる早期リタイアのためではなく、「老後の不安から自分を解放するための備え」にもつながります。
若いうちから資産形成を意識し、収入源を複数持つことで、いざというときにも慌てずに済む安心感が得られます。

また、介護が必要になったときに、自分自身が経済的に自立していることで、家族にかける負担も軽減できます。
「お金の余裕は心の余裕」とよく言われますが、まさにその通りで、心穏やかな老後を迎えるためには、今からの積み重ねが何より大切だと感じています。

自分の人生を、自分で選べるように

FIREを目指すというのは、決して特別なことではなく、「自分の人生を自分で選ぶための準備」なんだと思います。
お金に振り回されずに豊かな老後を生きる――そのために、今できることを積み重ねていきたいと思っています。


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豊かな老後について私が考えるきっかけになった出来事についてまとめています。

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