【リスクと向き合う】最大リターンと最大損失から考える、ちょうどいい決断のしかた
こんにちは、ロックです!
以前、「リスク許容度について考えよう」というテーマで、自分がどれくらいのリスクを受け入れられるのかを見つめるお話をしました。今回はその続きとして、実際の選択肢をどう考えていくかをテーマにお話ししてみます。
以前の記事
キーワードは、
「最大リターン」と「最大損失」。
これを意識すると、お金の話も介護の話も、自分に合った“ちょうどいい決断”がしやすくなります。
最大リターンと最大損失って何?
いいことと悪いこと、どちらも見ておこう
何かを始めるとき、「うまくいったらどうなる?」という“いい面”だけを見ることが多いかもしれません。
でも同時に、「もしうまくいかなかったら?」という“悪い面”も見ておくことが大切です。安心して長く続けていくための、コツでもあります。
- 最大リターン:うまくいったときに得られる、最大のメリット
- 最大損失:うまくいかなかったときに被る、最大のダメージ
この両方を見て、「そのリスクは、自分にとって受け入れられるものか?」を考える。
それが、リスク許容度を実生活に活かすということなんです。
お金の場面で考えてみよう
例:つみたてNISAや投資信託はどう?
たとえば、「つみたてNISAに挑戦してみようかな」というケースを考えてみましょう。
- 最大リターン:長期的に資産が増え、老後の安心につながるかもしれない
- 最大損失:一時的に市場が下がり、元本割れする可能性もある
ここで大切なのは、次のような問いを自分に投げかけることです:
- 「損をしても冷静でいられるか?」
- 「慌てずに続けられるか?」
もしドキドキが止まらないなら、金額を下げる、やり方を変えるなどの調整が必要かもしれません。
リターンばかりに目を向けず、“最悪の場合”も受け入れられるかどうかがポイントです。
介護の選択肢も「損得」で見てみる
自宅介護 vs 施設介護――それぞれのリターンと損失
介護もまた、大きな選択の連続です。
たとえば、親を自宅で介護するのか、施設を利用するのかを考えるとき。
自宅介護
- リターン:親と一緒に過ごす安心感。家庭の温かさ。
- 損失:自分や家族の体力的・精神的負担、収入や生活の変化。
施設介護
- リターン:専門的なケアが受けられ、自分の生活にもゆとりが生まれる。
- 損失:費用負担や、親との距離感への葛藤。
どちらにもメリット・デメリットがあります。
そのなかで、「自分が受け入れられる範囲」で考えることが大切です。
リスク許容度は、心と体の余裕の指標でもあるんですね。
自分の「限界」を知ることは、前向きな準備
無理をしない判断が、長く続けるカギ
何かを始めるとき、自分の中の“限界ライン”を知っておくことはとても大事です。
それは決して「弱さ」ではなく、自分らしく生きるための準備です。
- 「このくらいなら大丈夫」
- 「ここを超えるとつらいかもしれない」
こういった感覚を大切にしていくと、お金の面でも、介護の面でも、バランスの取れた選択ができるようになります。
まとめ:冷静な判断は、安心の第一歩
リスク許容度は、“自分に合った選択”のヒントになります。
- 最大リターンと最大損失をセットで考えると、判断がしやすくなる
- お金も介護も、感情だけでなく、客観的な視点を取り入れることが大切
- 次に何かを選ぶとき、「うまくいったらどうなる?」「失敗したらどうなる?」の両方を、ぜひ一度考えてみてください。
あなたが安心して進める選択肢が、きっと見つかるはずです。



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