介護保険サービスについて知ろう~グループホーム(認知症対応型共同生活介護)編~の巻

介護保険に関する知識や考え方

豊かな老後を支える介護保険サービス【第12回:グループホーム(認知症対応型共同生活介護)】認知症があっても地域で集団生活を営むことができる介護保険サービス

こんにちは、ロックです!
介護保険サービスをわかりやすくご紹介するこのシリーズ、第12回目になりました。
今回は、認知症の方の暮らしを支える
**「グループホーム(認知症対応型共同生活介護)」**についてお話しします。


グループホームってどんなところ?

「グループホーム」とは、認知症の診断を受けた高齢者の方が、
**少人数(1ユニット9人以下)**で家庭的な環境の中、
スタッフの支援を受けながら共同生活を送る施設です。

このサービスの正式名称は、
「認知症対応型共同生活介護」

特徴的なのは、
**「地域密着型サービス」**の一つであるという点です。

住み慣れた地域で、最期まで安心して暮らせるように
という目的でつくられたサービスなんです。


地域密着型サービスって?

ここで、少し補足しておきましょう。

地域密着型サービスとは、
住民が自分の地域で必要な介護サービスを受けられるように、
市区町村単位で提供されている介護保険サービスのことです。

そのため、利用できるのは原則として、

  • 施設がある市区町村に
  • 住民票がある方

に限られます。


誰が利用できるの?

グループホームを利用できるのは、次のような方です。

  • 認知症の診断を受けていること
  • 要支援2 または 要介護1〜5の認定を受けていること
  • 施設のある市区町村に住民票があること
  • 少人数での共同生活が可能なこと
    (重い身体障害などがない方)

どんな生活ができるの?

グループホームでは、次のようなサービスが受けられます。

  • 食事の準備や掃除、洗濯などを
    スタッフと一緒に行う
  • 入浴・排せつ・食事などの日常的な介護
  • 健康管理や服薬のサポート
  • 季節ごとのイベントやレクリエーション

「自分でできることは自分で」
「できないことはサポートを受けて」

というスタイルなので、
できる力を活かしながら暮らせるのが大きな魅力です。


気になる費用は?

グループホームの費用は、
大きく次の2つに分かれます。


① 介護サービス費(介護保険が適用)

  • 所得に応じて自己負担は 1〜3割
  • 要介護度によって異なりますが、
    1割負担の場合:月あたり約2〜3万円程度が目安

② 居住費・食費・日常生活費など(介護保険の対象外)

  • 家賃、食費、水道光熱費など
  • 施設と直接契約し、全額自己負担

地域や施設によって差はありますが、
月あたり12万円〜15万円程度が多いです。


合計ではどれくらい?

要介護1〜5の方がグループホームを利用した場合、
月額の総費用はおおよそ14万円〜18万円程度がひとつの目安です。

  • 介護サービスの自己負担:月 2〜3万円
  • 家賃・食費など:月 12〜15万円

※入居時に敷金や一時金が必要な施設もあります。
 事前に必ず確認しておきましょう。


まとめ

**グループホーム(認知症対応型共同生活介護)**は、
認知症の方が地域の中で
自分らしく暮らすための地域密着型サービスです。

グループホームの魅力

  • 少人数で家庭的な雰囲気
  • 認知症の進行に合わせた柔軟なサポート
  • 住み慣れた地域で安心して生活できる

「特別養護老人ホーム」や
「介護付き有料老人ホーム」とは、
運営形態・対象者・費用などに違いがあります。

それぞれの特徴を理解したうえで、
ご本人やご家族に合った施設を選ぶことが大切です。


もっと詳しく知りたい場合は、
お近くの地域包括支援センター
ケアマネジャーさんに相談してみてくださいね!

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