豊かな老後を支える介護保険サービス【第11回:特定施設入居者介護】民間施設で暮らしながら介護サービスを受けることができる介護保険サービス
こんにちは、ロックです!
介護保険サービスをわかりやすくご紹介するこのシリーズも、今回で第11回目になりました。
今回は、「特定施設入居者生活介護」についてお話しします。
「施設」と聞いて思い浮かべるのは…?
介護施設の話になると、まず多くの方が思い浮かべるのは
「特別養護老人ホーム(特養)」かもしれません。
特養は、社会福祉法人などが運営する公的な介護施設で、
主に介護が重い方が入所できる場所です。
ただし、
- 入所には条件がある
- 入所待ち(順番待ち)が発生することが多い
といった現状もあります。
「特定施設入居者生活介護」とは?
今回ご紹介する「特定施設入居者生活介護」は、
主に民間の介護付き有料老人ホームなどで利用できる介護保険サービスです。
特徴はこの2つ
- 施設の家賃・食費など
→ 施設と直接契約し、全額自己負担 - 介護サービス部分
→ 介護保険が使え、自己負担は1〜3割
👉 「住まい」と「介護」を分けて考えると、イメージしやすいサービスです。
特養とはどう違うの?
イメージをまとめるとこんな感じです。
| 項目 | 特別養護老人ホーム(特養) | 特定施設入居者生活介護のある施設(有料老人ホームなど) |
| 運営主体 | 社会福祉法人など公的色が強い | 主に民間の事業者 |
| 入所条件 | 要介護3以上など厳しい条件がある | 比較的柔軟に入居可能 |
| 費用 | 低め(公的補助が多い) | 家賃・食費は高めだが介護サービスは保険適用 |
| 介護サービスの受け方 | 施設サービスとして一体的に提供 | 介護保険を使って介護サービス部分を受ける |
利用できる人は?
特定施設入居者生活介護は、以下の条件を満たす方が対象です。
- 要支援1〜2、または要介護1〜5の認定を受けている方
- 介護付き有料老人ホームなどの「特定施設」に入居している方
どんなサービスが受けられるの?
施設では、以下のようなサービスを受けることができます。
- 食事・排せつ・入浴などの身体介護
- 日常生活に関する相談・支援
- 健康管理のサポート など
介護スタッフが24時間体制でケアを提供してくれるため、
安心して生活を送ることができます。
費用はどれくらいかかる?
① 介護サービス費(介護保険適用)
介護サービスにかかる費用は介護保険が適用され、
自己負担は1割〜3割です。
■ 要支援1〜2の場合
- 1日あたり 約200〜300円程度
- 軽度の支援が中心のため、比較的費用は抑えめ
■ 要介護1〜5の場合
- 介護度が高くなるほどサービス量が増加
- 1日あたり 数百円〜1,000円程度が目安
※お住まいの地域によって「地域区分」が設定されており、
都市部・地方などで単価が異なるため、金額に多少の差が出ます。
② 施設利用料(介護保険対象外)
以下の費用は介護保険の対象外となり、
施設との契約により全額自己負担です。
- 家賃
- 食費
- 管理費 など
目安としては、
1日あたり数千円〜1万円程度かかる場合があります。
👉 つまり、
「介護サービス自己負担」+「施設利用料」
が、全体の費用となります。
まとめ
「特定施設入居者生活介護」は、
民間の介護付き有料老人ホームなどで受けられる介護保険サービスです。
- 介護サービスは介護保険が使える
- 24時間体制のケアで安心して生活できる
- 特養とは、運営主体・費用・入所条件が異なる
それぞれの特徴を理解したうえで、
ご本人やご家族の状況に合った選択をすることが大切です。
これからについて
介護施設には、今回ご紹介した
「特定施設入居者生活介護」以外にも、さまざまな種類があります。
施設の違いや特徴については、
また別の機会に詳しくご紹介していく予定ですので、ぜひ楽しみにしてくださいね。
もし、
「特定施設入居者生活介護についてもっと詳しく知りたい」
という場合は、ケアマネジャーさんや地域包括支援センターに相談してみてください。

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