2025年7月第4週、那須ハイランドパークで日本駐車場開発(証券コード2353)の株主優待を家族3人で使い、チケット代が1人1,000円ずつ、合計3,000円安くなりました。結論からいえば、これは旅行全体で3,000円を節約したという意味ではなく、もともと予定していた家族旅行で使えた3,000円分の実利用価値です。交通費、宿泊費、食費まで含めた旅行全体の支出が減ったとは限りません。それでも、使う予定のある施設で条件どおりに利用できたことは、私にとって株主優待の役割を見直すよい機会になりました。
今回の記録の要点
- 利用時期:2025年7月第4週
- 利用先:栃木県の那須ハイランドパーク
- 銘柄:日本駐車場開発(2353)
- 実際の値引き:1,000円×家族3人=3,000円
- 評価:現金3,000円ではなく、予定していた旅行で使えた条件付きの値引き
2025年7月第4週に利用した株主優待
日本駐車場開発(2353)
| 項目 | 今回の記録 |
|---|---|
| 優待の種類 | 那須ハイランドパーク割引券(電子チケット) |
| 利用場所 | 那須ハイランドパーク |
| 利用人数 | 家族3人 |
| 値引き額 | 1人1,000円、合計3,000円 |
| 計算 | 1,000円×3人=3,000円 |
| 位置づけ | 旅行全体の利益ではなく、利用したチケット代の値引き |
元の記録では銘柄名を略していましたが、この記事では日本駐車場開発株式会社と正式名称で記します。証券コードは2353です。「日本駐車場開発」と「日本スキー場開発」は別会社であり、那須ハイランドパークの施設公式チケットには両社の株主向け商品が掲載されることがあるため、券名と銘柄を取り違えない確認が必要です。今回の画像では画面上部に「2025年中間」と表示されており、日本駐車場開発の2025年1月末基準の中間優待として整理しました。


2025年7月利用時の取得条件と利用条件
日本駐車場開発が2025年1月21日に公表した「株主優待制度変更に関するお知らせ」によると、この中間優待は2025年1月31日を基準日として実施されました。電子チケットは、同日の株主名簿に500株以上保有する株主として記載されることが取得条件でした。
- 500株以上1,000株未満:那須ハイランドパーク割引券の電子チケット1枚
- 1,000株以上10,000株未満:同電子チケット2枚
- 10,000株以上:同電子チケット2枚に加え、別枠のプレミアム優待あり
2025年1月末基準分では、500株以上1,000株未満の株主にも電子チケットが発行されるようになりました。したがって、当時この優待を得るための最低保有株数は500株です。ただし、私の保有株数、取得単価、取得時期は元の記録にないため、投資額や優待利回りは推測しません。画面に表示された残り枚数だけで保有株数を断定することも避けます。
対象施設とチケット条件
対象施設は那須ハイランドパークです。今回の電子優待画面には、当時の利用条件として次の3項目が表示されていました。
- ファンタジーパス(乗り放題)+入園料から1,000円割引
- 入園料から1,000円割引
- 入園時間の30分前優先入場
画面上では、1と2はいずれか一方を選び、3は1または2と併用できる条件でした。施設公式の株主向けWEBチケットページでは、ファンタジーパスセットが大人6,100円から5,100円、小人4,400円から3,400円、シニア4,400円から3,400円と、いずれも1,000円引きで掲載されています。販売期間は2025年2月7日5時から2025年10月31日16時までと表示されていました。
保存画像の範囲には電子優待そのものの有効期限欄が写っていないため、券固有の有効期限までは断定しません。一次資料で確認できた当時の専用WEBチケットの取扱終了日は2025年10月31日です。利用時には販売期間だけでなく、電子優待の券面に表示される有効期限も確認する必要があります。
一方、保存した電子優待画面には「シニア料金にはご利用いただけません」とあり、施設公式の専用WEBチケットページのシニア1,000円引き表示とは条件が一致していません。現地窓口で電子優待を使う場合と、専用WEBチケットを事前購入する場合で取り扱いが異なっていた可能性がありますが、一次資料だけでは理由を断定できません。今回の家族3人の年齢区分も元の記録にないため、対象区分は推測しません。
会社の優待案内では、那須ハイランドパークの券は1枚につき株主本人を含む最大4人まで利用できる条件です。今回の家族3人はその範囲内で、1,000円×3人=3,000円という計算にも誤りはありません。優待は人数分の現金を受け取る仕組みではなく、対象チケットを購入した人の料金から条件に沿って値引きされるものです。3歳未満など、もともと無料となる区分が含まれる場合は同じ計算にはなりません。
当時の利用方法
日本駐車場開発の公式資料では、案内書面を参照して専用WEBページへログイン登録し、利用施設でWEBページ上の電子チケットを提示する流れとされていました。保存した券面には「ご利用当日に施設窓口にて『このチケットを使う』を押してください」とあり、「利用確定」後は取り消しやキャンセルができないという注意も表示されています。
そのため、入園前に自分だけで使用済みにせず、窓口の係員に画面を見せ、案内を受けてから操作するのが安全です。30分前の優先入場についても、アトラクションの運行準備が整い次第の利用であり、天候や当日の状況によって変更される場合があると券面に明記されていました。
家族旅行で使って感じたこと
子どもが夏休みに入った時期に、栃木県の那須ハイランドパークへ家族旅行を計画しました。那須ハイランドパークを訪れるのは家族にとって初めてでした。晴れた空の下で入口に立ち、これから何に乗ろうかと話す時間は、値引き額とは別の、家族旅行らしい楽しさがありました。
以前の私は、子どもに株主の意味を伝えようとして「お父さんはこの遊園地のオーナーの一人なんだよ」と説明しました。しかし、この言い方では、私が那須ハイランドパークそのものを直接所有しているように受け取られかねません。
那須ハイランドパークの運営会社は藤和那須リゾート株式会社です。日本駐車場開発の公式資料では、日本駐車場開発の子会社である日本テーマパーク開発が藤和那須リゾートを子会社化し、日本駐車場開発のグループへ加わった経緯が示されています。日本駐車場開発の株主であることと、施設の直接の所有者であることは同じではありません。
今なら子どもには、「お父さんは、この遊園地を運営するグループを株式で応援する立場なんだよ」と説明します。そのほうが、株式を持つことは事業を応援し、その成果とリスクの一部を引き受けることだと、より正確に伝えられます。優待を実際に使う体験は、会社と施設の関係を一緒に考える入口になりました。
優待でチケット代が3,000円安くなったため、レストランでは料理を一品多く注文しました。家族で食事を分け合えたことは、旅行の温かい思い出として残っています。ただし、その追加注文にお金を使ったのであれば、旅行全体の支出が3,000円減ったとは限りません。「3,000円浮いた」というより、「チケットで支払う予定だった3,000円の一部を、家族で楽しむ別の支出に回せた」と記録するのが実態に近いと考えています。
3,000円の価値をどう考えるか
株主優待は現金ではありません。今回の3,000円は、那須ハイランドパークへ行き、対象のチケットを選び、期限内に決められた方法で使って初めて生まれた価値です。旅行の予定がなければ0円です。より安いキャンペーンが使えた場合は差額が小さくなり、優待を使うためだけに不要な旅行や買い物を増やせば、家計の支出はむしろ増えます。
- もともと家族で行く予定だった
- 通常でも同じ種類のチケットを購入する予定だった
- 家族3人が割引対象の区分だった
- 有効期限内に利用できた
- 他の割引より優待を使うほうが有利だった
この条件がそろって初めて、今回の3,000円を実利用価値として記録できます。未利用の券面額を資産のように合計したり、使う予定がない優待まで額面どおりに評価したりはしません。有効期限切れ、制度変更、優待廃止、営業日の変更、対象商品の変更、スマートフォンの不具合などで使えない可能性があるからです。
家計簿では値引きと追加支出を分ける
私は今回の優待を、家計簿上の「3,000円の収入」にはしません。通常購入する予定だったチケット代と、優待適用後に実際に支払ったチケット代との差額として記録します。現金収入のように扱うと、同じ3,000円を値引きと収入の両方で数え、家計が実際以上に改善したように見えるからです。
旅行後の振り返りでは、「チケットの値引き額」「優待がきっかけで増えた支出」「旅行全体の支払額」を分けます。今回はチケットが3,000円安くなった一方、レストランで一品追加しました。追加分が旅行予算の範囲内なら、家族の満足に配分できるお金が増えたと評価できます。反対に、追加注文や土産物が増えて総予算を超えたなら、3,000円をそのまま節約額とは呼べません。
施設公式の専用チケットページには、駐車料金1台1,000円も表示されていました。宿泊プランや移動手段によって扱いは変わりますが、チケット代が安くなっても駐車料金が自動的に無料になるわけではありません。高速道路料金、燃料代、鉄道やバスの運賃、宿泊費も別です。旅行前に立てた総予算と旅行後の実額を比較して、初めて家計への効果がわかります。
未利用なら価値は0円として考える
株主優待の案内に魅力的な金額が並んでいても、自分の暮らしで使わなければ実利用価値は0円です。家族の予定、子どもの年齢、施設までの距離、営業日、天候によっては、有効期限までに行けないこともあります。電子券は保管しやすい反面、期限を過ぎれば使えません。
そのため、優待取得前に「この施設へ通常料金でも行くか」「期限内に使える具体的な予定があるか」を考えます。「優待があるから出かける」のではなく、「出かける予定に優待が合う」という順番なら、家計を崩しにくくなります。今回の那須旅行は先に家族旅行の目的があり、そこへ使える優待があったため、3,000円を実利用価値として記録できました。
家計と長期投資を先に考える
家族旅行で優待が使えるのはうれしい一方、優待だけを目的に株を買うことはしません。先に考えるのは、毎月の生活費、近い将来に使う旅行費、急な出費に備える資金です。株価が下がれば、数回分の優待価値を上回る含み損になることがあります。企業の業績、配当、財務、事業の将来性に加え、優待制度も変更または廃止される可能性があります。
私の長期資産形成の中心は、低コストで幅広い地域や企業に分散できる投資信託です。個別株と株主優待は、家計と長期の積立方針を崩さない範囲で持つ補助的な位置づけです。優待を楽しむために、使う予定のない商品や旅行を増やしたり、一つの銘柄へ資金を偏らせたりしないようにしています。
今回の記録だけでは、保有株数、取得額、手数料、保有期間、過去と将来の利用回数がそろっていません。そのため、優待利回りは計算しません。仮に3,000円を分子にしても、取得額と実際の利用回数がわからなければ比較可能な数字にはなりません。
優待を受け取るまでのコストもある
2025年1月末基準の中間優待は、電子券なら500株以上が最低条件でした。しかし、「500株で優待がもらえる」という情報だけでは投資判断はできません。実際に必要な資金は購入時の株価で変わり、売買手数料や保有中の価格変動もあります。優待の3,000円だけを見て株式を買い、株価下落でそれ以上の損失が出れば、家計全体では得になりません。
同じ資金を広く分散した投資信託に回す選択肢や、近い将来の旅行費として現金で置く選択肢もあります。個別株を持つなら、優待の有無だけでなく、本業が利益と現金を生み出しているか、負債が過大でないか、自分の資産全体で一社に偏りすぎないかも確認します。優待は会社が任意に設計する制度であり、将来の継続が保証されたものではありません。
家族旅行の楽しさと、投資先としての評価は分けて考えます。施設でよい体験をしたことは事業を理解する材料の一つになりますが、一度の楽しい旅行だけで会社の収益性や株価の妥当性まで判断できるわけではありません。
現在の制度は2025年7月利用時と異なる
この記事で使った1,000円引きは、2025年7月当時の記録です。日本駐車場開発は2025年7月22日付の変更資料で、2025年7月末基準日分から那須ハイランドパークの「入園料割引券」を「入園料無料券」へ変更すると公表しました。さらに2026年1月23日付の中間優待変更資料でも、入園料無料券への変更が示されています。
2026年7月19日に確認した日本駐車場開発の公式優待ページでは、2025年7月末および2026年1月末の株主名簿に500株以上記載された株主が対象とされ、500株以上1,000株未満は電子券1枚、1,000株以上は電子券2枚と案内されています。また、2026年7月期末の株主優待から電子版へ完全移行する予定とも記載されています。
ただし、同じ現行公式ページ内で、一覧表は「入園料無料券」とする一方、詳細欄には「ファンタジーパス+入園料または入園料を1,000円割引」という以前の内容が残っていました。公式ページ内でも表示が一致していないため、現在の具体的な支払額は断定しません。制度変更のお知らせ、優待サイトの実券、那須ハイランドパークの購入画面を利用直前に照合し、違いがあれば会社または施設へ確認する必要があります。
利用前に行う確認手順
同じ優待を再現可能な形で確認するため、私は次回から次の順番で確認します。
- 券の発行時期を確認する:電子優待の画面で「期末」「中間」と基準年を見て、古い制度と現在制度を混同しない。
- 取得条件を確認する:日本駐車場開発の公式IRで、基準日、必要株数、紙券か電子券か、発行枚数を確認する。
- 券面の条件を読む:対象施設、対象年齢、1枚で使える人数、対象チケット、併用可否、本人同伴の要否を確認する。
- 期限と営業日を確認する:優待券の有効期限に加え、施設公式の営業カレンダー、販売終了時刻、休園日を確認する。
- 通常料金と代替割引を比較する:通常料金、公式WEB料金、期間限定キャンペーン、優待適用後の料金を家族の年齢区分ごとに比較する。
- 旅行全体を予算化する:交通費、駐車料金、宿泊費、食費を含め、優待を使うための不要な支出が増えていないか確認する。
- 窓口で操作する:ログインできることを確認し、係員の案内を受けてから「このチケットを使う」を押す。
- 公開画像を点検する:氏名、株主番号、QRコード、バーコード、残高、子どもや第三者の顔が写っていないかを原寸で確認する。
特に電子チケットは、確定操作後に戻せない場合があります。画面を事前に開けるところまで確認し、最終操作は現地の案内に合わせます。
今回の振り返り
2025年7月第4週の那須ハイランドパークでは、日本駐車場開発の株主優待により、家族3人のチケット代が合計3,000円安くなりました。初めて訪れた遊園地で家族と過ごし、子どもに会社と株式の関係を話せたことまで含め、記憶に残る利用になりました。
一方で、優待は現金ではなく、期限と条件のあるサービスです。今回の3,000円は、もともと行く予定だった旅行で実際に使えたからこその価値でした。今後も、家計の安定と広く分散した長期投資を先に置き、個別株と優待は生活に合う範囲で補助的に楽しみます。
免責事項:この記事は筆者個人の2025年7月時点の利用記録であり、特定の銘柄や金融商品の売買を勧めるものではありません。株式投資には元本割れの可能性があり、株主優待の内容、取得条件、有効期限、利用方法は変更または廃止されることがあります。利用と投資の判断は、最新の会社IRと施設公式情報を確認したうえで、ご自身の家計、目的、リスク許容度に基づいて行ってください。


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