介護保険サービスについて知ろう~訪問入浴編~の巻

介護保険に関する知識や考え方

豊かな老後を支える介護保険サービス【第4回:訪問入浴】自宅でお風呂に入れる安心を届ける

こんにちは、ロックです!
豊かな老後を支える大切な制度「介護保険サービス」についてお届けするシリーズ、今回は第4回です。

今回取り上げるのは【訪問入浴サービス】。
「お風呂に入るのが難しい…」そんな方でも、安心して清潔な暮らしを続けられる心強い支援についてご紹介します。


訪問入浴サービスとは?

訪問入浴サービスとは、身体が不自由だったり、病気や高齢のために入浴が難しい方のために、専用の浴槽を持ち込んで自宅で安全に入浴をサポートするサービスです。

看護師や介護スタッフが訪問し、入浴だけでなく心のリフレッシュも提供してくれます。


どのように入浴するの?

訪問入浴では、折りたたみ式の専用浴槽をお部屋などに設置し、スタッフが安全に入浴できるよう介助します。

スタッフは3名体制(看護師1名+介護スタッフ2名)

サービスの流れ

  1. 到着・健康チェック
     体温・血圧などを測定し、入浴が可能かどうかを確認します。
  2. 浴槽の設置と準備
     専用浴槽を室内に設置し、お湯を準備します。
  3. 入浴介助
     利用者の身体状態に合わせて、無理のない姿勢で丁寧にサポートします。
  4. 洗身・洗髪の介助
     スタッフが優しく身体や髪を洗います。
  5. 入浴後のケア
     身体を丁寧に拭き取り、必要に応じて保湿なども行います。

利用料金の目安は?

訪問入浴は専門性が高く人手も必要なため、1回あたり約13,000円の費用がかかります。

ただし、介護保険を利用すれば自己負担は1〜3割で済みます。

自己負担の目安(1回あたり)

  • 1割負担:約 1,300円〜1,600円
  • 2割負担:約 2,600円〜3,200円
  • 3割負担:約 3,900円〜4,800円

※ 金額は地域やサービス内容によって異なります。
※ 要介護認定を受けている必要があります。


訪問入浴はこんな方におすすめ!

  • 一人でお風呂に入るのが難しい方
  • 家族だけでの入浴介助に不安がある場合
  • ベッド上で過ごす時間が長く、入浴の機会が少ない方
  • 清潔さだけでなく、リラックスや気分転換が必要な方

安心・安全に入浴できることで、利用者本人もご家族も気持ちにゆとりが生まれます。


まとめ:心も身体も温まる、訪問入浴という選択肢

訪問入浴サービスは、自宅で快適にお風呂に入ることを支えてくれる心強いサービスです。

介護保険を使えば、1回あたりの自己負担はおよそ1,500円前後〜と利用しやすく、清潔さとリラックスの両方を得られます。

「最近お風呂が大変になってきたな…」と感じたら、
まずはケアマネジャーや地域包括支援センターに相談してみてくださいね。

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