【買い物の新基準】資産所得の視点で判断する“真の価値”
こんにちは、ロックです!
今回は「日々の買い物」について、少し違った視点から考えてみたいと思います。
日常生活の中で何気なくしている買い物。その中には、将来の生活や健康、資産形成にも影響する「選択」が隠れていることをご存じでしょうか?
■ 買い物に「基準」はありますか?
私自身、年齢を重ねる中で、以前より物欲が減ったと感じています。
服や靴などの消耗品は、特定のブランドにこだわらず、必要な分だけ買うようになりました。
ただ、それでも日常の中でつい気になる誘惑があります。
たとえばコンビニに立ち寄ったときに目にするホットスナック。「ファ〇チキ」が目の前に並んでいたら、つい…なんてこと、ありませんか?
■ 250円の買い物に必要な「資産額」
この一見ささいな支出を、「資産所得」という視点で見るとどうでしょう?
仮に年利4%の資産運用をしているとしたら、250円の“利息”を得るには約6,250円の資産が必要です。
つまり、その1個のチキンのためには 6,250円の元本 が裏で動いている、ということになります。
これは「お金に働いてもらって得られる収益」の重みを実感する、ちょっとした計算です。
■ 感情と数字を切り分ける
私がこの考え方を学んだのは、リベラルアーツ大学(リベ大)での学びから。
「感情と数字を切り分ける」という考え方を知ってから、衝動的な出費が減りました。
欲しいという気持ちが湧いても、「それって本当に価値がある?」と問い直せるようになったんです。
■ 地域包括職員として伝えたいこと
私たち地域包括支援センターでは、高齢者の生活設計や介護相談を日々受けています。
中には、生活費の不足や年金の範囲でのやりくりに悩む方、将来の介護費用を心配される方も多くいます。
だからこそ、自立している今のうちから「お金の使い方」を見直すことはとても大切です。
特に以下のような視点が重要です:
- これは“将来の生活”にとって本当に必要な支出か?
- 自分の生活や健康を後押しする買い物か?
- 感情に流されず、納得して使えるお金か?
しかし、だからと言って無理に我慢する必要はありません。
大切なのは **「予算を決めて自由に使う」**というスタンス。
予算内でのちょっとした“豊かな浪費”は、心の健康にもつながります。
■ まとめ|“生活設計の一部”としての買い物
- 衝動買いも、資産所得の視点で見直せば「自分にとっての価値」が見えてくる
- 「感情と数字を分ける」ことで、納得できる買い物ができる
- 予算管理は、将来の介護費用や健康維持の支出にも備える習慣づくりになる
買い物を通じて、自分の価値観や人生観を見直すきっかけにしてみませんか?
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