2025年11月第4週は、セントケア・ホールディング(2374)を特定口座で100株売却しました。平均取得単価585円に対し、売却単価は1,215円。税引前利益は6万3,000円、税引後利益は5万202円でした。
今回の売却結果
- 売却株数:100株
- 平均取得単価:585円
- 取得額:58,500円
- 売却単価:1,215円
- 売却代金:121,500円
- 税引前利益:63,000円
- 税引後利益:50,202円
- 配当・株主優待を含む簡易集計:65,789円のプラス
セントケアHDの売却損益
| 項目 | 計算 | 金額 |
|---|---|---|
| 取得額 | 585円×100株 | 58,500円 |
| 売却代金 | 1,215円×100株 | 121,500円 |
| 税引前利益 | 121,500円-58,500円 | 63,000円 |
| 税額の目安 | 63,000円×20.315% | 約12,798円 |
| 税引後利益 | 63,000円-約12,798円 | 50,202円 |
元記事では平均取得単価を584円としていましたが、1,215円-584円は631円で、記載した税引前利益と一致しません。税引前利益63,000円、税引後利益50,202円から逆算すると、平均取得単価は585円です。今回の改訂で修正しました。
特定口座の源泉徴収ありを選択している場合、上場株式の譲渡益には所得税・復興特別所得税15.315%と住民税5%が課されます。実際の税額は、同じ口座内の他の売買損益や配当との損益通算、手数料などで変わる場合があります。
売却理由はMBOによる非公開化
2025年11月7日、セントケアHDはMBOの一環として株式会社Colorによる公開買付けに賛同し、株主へ応募を推奨すると発表しました。公開買付価格は1株1,220円、買付期間は2025年11月10日から12月22日まででした。
同時に、公開買付けの成立を条件として2026年3月期の期末配当予想を31円から0円へ変更し、株主優待制度も廃止すると発表されました。配当と優待を目的に保有していた前提が崩れ、非公開化後は上場株として持ち続けられない見込みとなったため売却しました。
公開買付けはその後成立し、株式併合などの手続きが進みました。結果だけを見れば売却判断の方向性は整合していますが、発表時点では公開買付けの成立条件や手続きも確認する必要がありました。
市場で1,215円売却とTOB応募の比較
| 方法 | 1株価格 | 100株の売却代金 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 市場で売却 | 1,215円 | 121,500円 | 通常の取引で早く現金化できる |
| TOBへ応募 | 1,220円 | 122,000円 | 指定証券会社への移管などが必要な場合がある |
| 差額 | 5円 | 500円 | 税・手数料を考慮する前の差 |
今回はTOB価格より5円低い1,215円で市場売却したため、100株では500円少ない売却代金になりました。一方、通常の市場取引で早く現金化でき、TOBの応募手続きや決済まで待つ必要がありませんでした。
- 市場価格とTOB価格の差
- 売買手数料や移管手数料
- TOBの応募期限と決済日
- 公開買付けの成立条件
- 利用中の証券会社で応募できるか
数円の差だけで決めず、手間、資金拘束の期間、不成立時の値下がりリスクを含めて比較する必要があります。
配当と株主優待を含む保有成果
| 内訳 | 金額 | 扱い |
|---|---|---|
| 株式売却の税引後利益 | 50,202円 | 売却益から概算税額を控除 |
| 累計配当金 | 9,087円 | 保有期間中の受取記録 |
| 累計株主優待 | 6,500円相当 | QUOカードの額面で評価 |
| 合計 | 65,789円 | 簡易的な合計 |
65,789円÷取得額58,500円×100=約112.5%です。ただし、これは保有期間を考慮しない単純な累計リターンです。配当金が税引前か税引後か、株主優待を額面どおり使えたかによって実質的な成果は変わります。年率換算の運用成績ではありません。
売却代金121,500円には元本58,500円が含まれています。売却代金の全額を利益として扱わず、「戻ってきた元本」と「利益」を分けて管理します。
2025年の売却益記録

画像では、シンニッタン15,000円、東海運10,120円、セントケアHD50,202円で、税引き後売却益の合計は75,322円です。銘柄ごとの取得額や保有期間が異なるため、利益額だけで売買の良し悪しは比較できません。
今回の売却から学んだこと
- 増配や優待が続いていても、MBOで保有前提が変わることがある
- TOB発表後は公開買付価格、期間、成立条件、会社の意見を確認する
- 市場売却とTOB応募の差額を、手間と資金化の時期も含めて比較する
- 売却代金をすぐ別の個別株へ全額投じず、家計と資産配分を確認する
- 損益は売却益だけでなく、配当・優待・税・保有期間を含めて振り返る
セントケアHDは筆者が初めて購入した個別株で、増配と株主優待を経験した思い入れのある銘柄でした。それでも、企業への愛着と売却判断は分ける必要があります。保有目的が失われたことを確認し、数字で判断できた点を今後に生かします。
売却資金の扱い
長期資産形成の中心は、低コストで広く分散された投資信託とします。売却代金を個別株へ急いで移さず、生活防衛資金、近く使う予定のお金、家計全体の資産配分を確認したうえで、余裕資金だけを再投資します。
参照した公的・公式情報
まとめ
セントケアHD100株を1株1,215円で売却し、税引後利益は5万202円でした。累計配当9,087円と株主優待6,500円相当を加えた簡易集計は6万5,789円のプラスです。MBOでは、公開買付価格だけでなく、応募手続き、資金化の時期、税金まで比較して判断します。
本記事は筆者個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を勧めるものではありません。投資には元本割れ、減配、上場廃止などのリスクがあります。税務の扱いは個人の状況で異なるため、最新の公式情報を確認し、必要に応じて税務署や税理士へ相談してください。


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